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April 10, 2006

大げさな口

 学期はじめの交通安全のための旗ふり指導が回ってきた。前の担当の人から私に旗を渡されるのだけれど、朝の旗振りが終わった時間(8時半ころ)に「ピンポーン」とインターフォンが鳴った。
 「旗を渡しに来ました」と言われて「あ、私身支度をなにもしていない」と気がついた。 あとから考えたらそのまま出られないこともなかったのだけれど、考えるよりも早く私の口は 「あ、どうししょう。今すごい格好しているので外に出られません。すみませんがポストに入れておいていただけますか?」と言ってしまった。
 言った後からすぐ、「お化粧してなくても髪がぼさぼさでもへいきじゃない」と思い直して外にでて「スミマセーン。アリガトウゴザイマース」と後ろから声をかけたら、振り向いた顔が心なしか「おかしーぃ」という顔をしていらしたように思えた。

 家に入ってから自分の口から出た「’すごい格好’ってどんな格好だろう」と考え、 「フリフリのネグリジェとか?」 と考えてみると自分でも可笑しくなってしまった。

 後日、ちょっと忙しいので家事の積み残しが出始めたことに気がついた私は「家がめちゃくちゃになっちゃうから、これ以上は仕事が出来ません」って言わないとナア~ とぼんやり思っていたのだけれど、この「家がめちゃくちゃ」というのも良く考えてみるとすごい表現だ。 それを聞いた人は どんなめちゃくちゃな家を想像するだろう。
 帰宅した夫に「家がめちゃくちゃになるから仕事が出来ません!」って言ったらどんなめちゃくちゃに思われるかなあーなんていうと爆笑していた。 

 どっちにしても私の口や頭は大げさなようだ。 白髪三千丈には及ばないとおもうけれど、知らない人が聞いたら私の家はすごいことになっていると思われそう。(このすごいことは?どの程度?)私の口から出た形容は多少割り引いて聞いてくださいねーとココロの中でつぶやいてみたりした。

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